「武士道と云うは、死ぬことと見付けたり」という、有名な一説が『葉隠れ』にありますが、それをもじって「有機栽培とは、草取りと見付けたり」とちょっと気取って言えば、この時期、多くの有機農家からは共感を得られるでしょう。しかし、別の農家からは「わかりきったことを言うな! 黙って草を取ればいんだ!」とどやされるかもしれません。それほど、草に圧倒され、唖然とさせられるのが今の時期です。
私のところでも、田植えに専念していたほんの3週間の間に、あちこちの畑では写真のように草ぼうぼうになってしまっています。
ここも何が植わっているのか、よく見ないとわかりません。
そこで、リアンの皆さんの力をお借りして、昨日は総力戦で草取りに挑みました。幸い、草はまだなんとか手で引き抜くことができたので、半日できれいにすることができました。
取った草で作り上げたオブジェをご覧ください。
題して、「草のピラミッド」。こうすると、ちょっとは苦労も報われる気がします。
リアンの皆さん、今日はお疲れ様でした。