★8月と9月の観察会はお陰様で満員御礼となりました。(2020年8月26日)
大家族の不耕起・冬期湛水の田んぼでは稲が多年草化しています。多年草化とは、去年(あるいはそれ以前に)植えた稲が冬の寒さを乗り越えて、春に再生することを言います。多年草化した稲は、換言すると、野生化した稲です。それは驚異的な生命力を有し、分げつ力も常識を超えていて、最終的には一株が60本から80本、時には100本にもなります。そして、普通の稲と同じように稔り、お米の味はとてもいいです。
去年は、一枚の田んぼではほぼ全面で多年草化したため、田植がいらなくなりました。不耕起・冬期湛水の田んぼは草がほとんど生えないので、そこでは草取りも不要でした。肥料は撒きましたが、まかなくても大丈夫です。。することは稔ったら収穫することだけです。
今まで、これほど楽な米作りはどこにも存在しませんでした。
全くの素人でもできる米作りが誕生したのです。
そこで、今年は5月と8月と10月に多年草化した稲の観察会を開催して、その時々の田んぼの様子を見ていただき、稲の多年草化と、その栽培方法について説明させていただきます。
全くの素人の方でも関心おありの方ならどなたでも参加可能です。
以下、5月の観察会のご案内です。
★日時と場所
2020年5月24日(日)午前10時半~13時
神奈川県相模原市中央区
★ 内容
10時半~11時半 現場で多年草化した稲の観察と解説
11時40分~13時10分 稲の多年草化栽培についての説明と
質疑応答
★参加費
大人 2000円,小、中、高校生 500円
資料代込み
子供連れでもかまいません。
参加費は会場で集めます。
★定員 40名
★ 申し込み・問い合わせ
以下のメールに、住所、氏名、電話番号、参加人数を明記して、お申し込みください。
azchatt28@gmail.com (担当:北ふみか)
折り返し、会場への行き方についてご案内申し上げます。
★小雨程度なら、決行します。
★参加される方は公共交通機関をご利用ください。遠方より相乗りでお越しの方に限り、駐車場所を提供します。
★普段着で大丈夫ですが、ぬかるんでいる可能性があるので、
長靴をお勧めします。