令和5年度の稲の多年草化栽培研修会 募集を開始!

お陰様で今年は大望の『稲の多年草化栽培』の本を出版することができました。それで日本全国でこの栽培方法に関心を持っている方々に、いまだ誰も考えたこともないような潜在的な能力が稲に備わっていることや、その能力を引き出せば、今までとても大変で素人にはできないと思われていた米作りが素人でもできるということを知っていただくことができました。

稲の多年草化栽培はまだまだ開発途上にある技術ですが、年々新しい事実や成果が上がってきていて、決して夢物語ではありません。それどころか、稲の潜在的な能力にはますます興味をそそられていて、目指すのは挑戦心旺盛な日本各地の市民の皆さんと連携し、協力し合って、その土地に合った品種や栽培方法を見つけ出すことです。

この研修会は、そのような未知の世界を探訪してそれを見つけ出すという、とてもワクワクドキドキする探検旅行のようなところがあります。

最終的なゴールは本にも書いたように、日本各地で田植えはせず、草も取らず、肥料も与えず、するのは田んぼに水が入っているのを確かめるだけ。そして、稲穂が頭を垂れたら、収穫する。このような栽培ができるようになることです。

日本各地で多くの挑戦者がそれに挑めば、きっとそれは実現できると信じています。先入観も固定観念も専門知識もない市民だからこそできる挑戦です。ぜひ一緒にこの探検旅行に付き合っていただきたいと思います。

詳しくは合資会社 当ホームページ「稲の多年草化栽培」をご覧ください。

一点のみ去年と異なるのは、研修回数が1回増えて全10回となったことです。年々稲の多年草化に関する知識や成果が増えてきているので、9回では十分説明し尽くせなくなってきたためです。