苗代作りを始めました。大家族独自の方法で作っています。
昨日は草ぼうぼうの不耕起の田んぼの草をきれいに刈って、草をどけて、溝を切るところまで出来上がりました。掘った溝に、水を入れると、「いよいよだなあ」と体が引き締まるのを感じます。
これに要した時間は人工(にんく)で25時間。かなりの労力を要する作業です。
明日は苗代を均平にする大事な仕上げの作業を行う予定です。
今ではすたれてしまった苗代作り。稲の苗作りは今ではほとんどの場合ビニールハウスで行われます。
今、苗代が大変重要な役割を果たしている可能性が見えてきました。私の田んぼで起きている稲の多年草化に寄与している可能性があるのです。
稲の多年草化に関心がおありの方は、ぜひ今年の自然耕塾にご参加ください。
米作りは今全く未知の新しい次元に上昇し始めているのを実感していただけるだろうと思います。
大家族 小川 誠