今から10年前、教科書も指導書も何の手がかりもない中で、完全に手探りで始めた多年草化した稲の研究でしたが、10年目の今年、その栽培方法がだいぶ完成に近づいたと感じています。
田植えはせず、
肥料も与えず、
するのは田んぼに水が入っているのを確かめるだけ。
そして、稲穂が頭を垂れたら
収穫する。
このような画期的な栽培方法が来年には一応の完成を見る年になりそうです。
「稲の多年草化栽培」は大規模栽培には向きませんが、費用もわずかしかかからず、自給自足の米作りや半農半Xの生活を目指す人には打ってつけの米作りです。
今、全国でこの栽培方法に挑戦する人が増えています。その成果もあちこちで出てきました。
従来の米作りの3分の1から4分の1の時間でお米ができてしまいます。素人でもできる米作りです。
研修会では種まきから始まって、収穫まで、米作りに必要な一通りの技術を学びます。それに加えて、多年草化した稲の驚くべき能力について詳しく学び、とりわけ、多年草化した稲を株分けして植え替えるという、この栽培でしか行わない独特な技術とその可能性についても詳しく学びます。
一言でいうと、「稲の多年草化栽培」は稲の”もう一つの世界”の扉を開いたのです。そして、その世界は想像以上に広くて大きいことが見えてきました。
毎年、新しい発見と気づきがあって、ワクワクドキドキが止まりません。
どうぞ、この開かれた自然の未知の扉の向こうに何があるのか、
一緒に探しませんか?
研修会の詳細は合資会社 大家族のHP「稲の多年草化栽培」研修会のコーナーをご覧ください。
参加を希望される方はそこからお申し込みください。