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「やってみたんぼ」の募集開始!

「やってみ田んぼ」(米作り体験農園)は農家の指導を受けながら、田植え前の田んぼの準備から収穫までを一通り体験するプログラムです。

市民が一人でお米を作るのはとても大変ですが、苗や資材を農家が用意し、市民には難しい日々の田んぼの水管理を農家がやることで、初年度から見事な秋の稔りに漕ぎ着けることが可能となります。

自分で育てたお米の味が格別なのは言うまでもありません。

お米を作ることは野菜を作るのと比べてその苦労もさることながら、収穫の喜びもひとしおのようで、始めた人たちはほとんどの場合、最長の5年間、米作りを続けています。

去年は、数組が最後の5年目だったので、今年は8つの田んぼ(それぞれ1畝)が空いています。

やってみたい方は、大家族のホームページで詳細を確認の上、お申し込みください。

先着順で受け付けますので、やりたい人はお早めにどうぞ。

「稲の多年草化栽培」オンライン研修会の 募集開始!

遠隔地で通いたくても通えない方や仕事が多忙で時間が取れない方などのために打ってつけなのがオンライン研修会です。

今年は今までで一番多く稲が多年草化し、品種も最も多かったです。その栽培の過程を種まきから収穫まで学び、同時に不耕起・冬期湛水の稲作について学びます。

来年の1月26日(日)から6月22日(日)までの間に、
2024年年のリアルの「稲の多年草化栽培」研修会の動画の視聴を中心にして、その間に私の講義と質疑応答を行う、全15回からなる充実の研修会です。

その最大の特徴は1回の動画は2週間の間に都合の良い時間に何回でも見ることができることで、それによって重要なことをしっかり頭に叩き込むことができることです。また不明な点は5回の質疑応答や講義の時間に明らかにすることができます。

詳しくは大家族のホームページをご覧ください。
そこから申し込みできるようになっています。

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「稲の多年草化栽培」全国集会の受付を開始しました。

来年2月2日に開催します。

私が一年の活動の中で最も力を入れている行事です。

今年一年「稲の多年草化栽培」の実践で得られた成果と新たな気づきについて私から報告します。そして、全国から五名の実践者にも実践報告をしていただきます。

そして、今年は『土中環境』を著し、全国各地で環境改善に成果を上げている高田宏臣さんに講演をしていただきます。とても刺激的なテーマで、どんなお話になるのか、とても楽しみです。

その後、高田さんと私とで対談を行います。敢えて、ぶっつけ本番でやります。地球の未来を心配されている皆さんの心に響くような、本音の議論になりそうです。(笑)

翌日は、実践者同士の横の繋がりを作るために、実践者の情報交換、意見交換を兼ねた交流会を開きます。

オンラインでの参加も可能とします。

とっても面白い二日間になると思います。

詳しくは以下のサイトをご覧ください。

https://www.facebook.com/photo/?fbid=606728795209430&set=pcb.606728838542759

◎ お申し込みは以下のサイトからどうぞ。

perennialrice2025.peatix.com/view

小川誠

令和7年度 「稲の多年草化栽培」研修会の受付を開始します!

今から10年前、教科書も指導書も何の手がかりもない中で、完全に手探りで始めた多年草化した稲の研究でしたが、10年目の今年、その栽培方法がだいぶ完成に近づいたと感じています。

田植えはせず、

草取りもせず、

肥料も与えず、

するのは田んぼに水が入っているのを確かめるだけ。

そして、稲穂が頭を垂れたら

収穫する。​

このような画期的な栽培方法が来年には一応の完成を見る年になりそうです。

「稲の多年草化栽培」は大規模栽培には向きませんが、費用もわずかしかかからず、自給自足の米作りや半農半Xの生活を目指す人には打ってつけの米作りです。

今、全国でこの栽培方法に挑戦する人が増えています。その成果もあちこちで出てきました。

従来の米作りの3分の1から4分の1の時間でお米ができてしまいます。素人でもできる米作りです。

研修会では種まきから始まって、収穫まで、米作りに必要な一通りの技術を学びます。それに加えて、多年草化した稲の驚くべき能力について詳しく学び、とりわけ、多年草化した稲を株分けして植え替えるという、この栽培でしか行わない独特な技術とその可能性についても詳しく学びます。

一言でいうと、「稲の多年草化栽培」は稲の”もう一つの世界”の扉を開いたのです。そして、その世界は想像以上に広くて大きいことが見えてきました。

毎年、新しい発見と気づきがあって、ワクワクドキドキが止まりません。

どうぞ、この開かれた自然の未知の扉の向こうに何があるのか、

一緒に探しませんか?

研修会の詳細は合資会社 大家族のHP「稲の多年草化栽培」研修会のコーナーをご覧ください。

参加を希望される方はそこからお申し込みください。

親しみを持って触れ合えば、刺されない

畑では時々スズメバチを見かけます。その大きさや優れた飛翔能力、そして強力な歯から察せられるのは、虫の名ハンターだろう、きっとたくさん虫を獲ってくれているだろうということです。

今日は大根の葉にいたので、

「ちょっと手に乗ってちょうだい」

と頼んだところ、始めは逃げていましたが、

先回りして掌を広げていたら、ちゃんと乗ってくれました。

近くで見ると可愛いもんです。

触手をせわしく動かしなら、よちよち歩きをして、私の手が気に入ったのか、中々離れてくれませんでした。

でも、そんなに遊んでいる時間がなかったので、また大根の葉っぱに乗り移ってもらいました。

スズメバチは、民放テレビで毎年夏になると全面的に悪者扱いされて、スズメバチハンターに一網打尽にされる特集が組まれています。それらは不必要なまでに恐怖心を煽っていて、

スズメバチに対するひどい誤解を生んでいると思います。

子供のころ、よく農家の軒下にスズメバチの丸い大きな巣があって、

「かっこいいなあ!」と憧れました。玄関にスズメバチの巣を飾っている家もありましたね。

農家はスズメバチの役割を良く知っていたから、軒下に巣を作られても決して除去したりしなかったんですね。

そして、もちろん敵意も恐怖心も持たなかったら、スズメバチが農家を刺すなんてこともなかったんだと思います。

私も毎年のようにスズメバチと遭遇しますが、いまだに一度も刺されたことはありません。

ただ、警告されることは少なからずあります。耳すれすれにすごい速さでブーンと飛んできたときはきっと警告しているんだと思います。そばに巣があるか、何か近づかれては困ることがあるんでしょうね。そういう時は周りをよく注意して見て、スズメバチの巣がないか、彼らの邪魔をしていないか気を付けます。

スズメバチの針は毒があって、刺されるととても痛いそうですね。しかも、2度刺されると死ぬと聞きます。そんな恐ろしいハチなのかと思ってしまいがちです。しかし、そう言う人ってどういう人なんだろうかと、逆に知りたくなります。街中を歩くのと同じような気分で歩いていれば刺されるなんてことはないように思うのですが。

なお、写真はコガタスズメバチです。性格は穏やかなようですが、毒性の強い針を持っているそうです。

でも、きっとスズメバチからすれば、今の人間の方が何倍も恐ろしい毒を持っていると思うんじゃないでしょうか?

多年草化した稲の驚くべき技

4才のサトジマン 巖は何と17本もある 

写真は今年多年草化した稲の中で最も穂が多い稲株です。刈るには余りに厳かすぎたので、祈りを捧げて、根っこごと掘り出させてもらいました。標本として活用するためです。

この稲は一株としては幅がとても広いのが特徴です。

この稲株は、おそらく今年の日本中の稲の中で最も穂の数が多い稲ではないかと思います。穂の数日本一の稲!  なにしろ、穂が178も付いているのですから。

実は、この稲株は地下茎を出して15センチくらい離れたところで新芽を出して、子株となり、親株、子株双方がそれぞれ90本ぐらいに分げつした結果、これほどまでに幅が広くなったのです。

「稲が地下茎を出すだって? そんな馬鹿な!」

と思われる方もきっと大勢いるに違いありません。

しかし、多年草化 = 野生化 でして、イネ科の仲間には竹や葦のように、地下茎を出してどんどん生息域を広げるものがいます。多年草化した稲にもそのような能力の備わったものが3割程度見受けられます。

ここではたった1本地下茎を出しただけで、このように巨大な株になりました。だとしたら、2本出したら、3本出したら、・・・と、空想、妄想が広がります。そして、ワクワクドキドキ感が止まらなくなるのです。