稲刈の佳境を迎えて、今週は稲作に関する文明の利器の最たるコンバインを使っています。
コンバインの操作はさほど難しくなく、乗っていて楽で快適で、また楽しいです。調子が掴めたら、どんどん速度を上げていくと、見る見る間にきれいに刈れていって、胸がすく思いです。後で写真なんかを見ると、我ながら格好いいなと思います。バインダーでトコトコ歩いている写真とは別格ですね。こういう機械に男はすぐ弱いですね。あはは。
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コンバインは現代の米作りになくてはならない必需品です。稲刈り、脱穀、藁の裁断や結束を同時にやってのけ、重い米袋を一切担がずにトラックに籾を移送してしまう、一台数役もこなす優れものです。(私のは古くて、その機能がありませんが。)先にご紹介したバインダー使用による稲刈りと、その後で行う脱穀機による脱穀と比べて、その効率は数十倍から数百倍にもなります。ですから、ヘクタール単位で米を作っている農家にはほぼ確実にコンバインがあります。何十ヘクタールも米を作っている農家は6条刈り、7条刈りの超高性能コンバインがあっても不思議ではありません。それ1台で価格は1000万を遥かに凌ぎます。スーパーなどで普通に売られているお米はまず間違いなくコンバインで収穫されたお米です。