お日様の下で稲の種籾の選別作業を丸一日やりました。そして35㎏が用意できました。
午前中はご覧のとおり、二人でその作業をやっていましたが、午後は写真にあるように一人ででもできるようになりました。
どうしてかというと、袋を支えるちょっとした型枠のようなものを針金で作って、袋をバケツに固定できたからです。たったそれだけのことで一人でもできるようになって、労働力が半分で済むようになりました。やったね!と気分がよかったです。
では、どうしてそのような枠を考え付いたのかと言うと、私が袋を広げて持つ番になって、
「ずっとこれやるの?結構きついな。」
と思ったのがきっかけでした。それで針金を持って来て適当に型枠みたいなものを作って、その枠を支えることを考えてできたのが写真にある針金治具です。
我ながら面白いと思うのは、私はこの作業を10年以上、つまり10回以上もやっているのですが、型枠を作るという発想は今まで全然閃いたことがありませんでした。だから、いつもこの作業は二人以上でやってきました。
この例のように、何でもどんな役でも自分でやってみるものですね。自分でやったら、人の辛さがわかる。そして、その場でいいアイデアが思いつくなんてことがあるんですね。いい教訓になりました。
小川