いのちいきいき栽培研修会の初日は天気予報に反して北風が吹き、雲間が切れない、とても寒い一日でした。
それでも参加者のやる気は満々だったので、寒さを吹き飛ばして頑張りました。
とにかく不耕起と耕起で何がどう違うのか感じてもらおうと、わさび菜やホウレン草の葉っぱや白菜やブロッコリーの蕾を食べてもらい、キャベツやブロッコリーの大きさなどを比べてもらいました。
みなさん、不耕起の野菜は香りが強いことに驚いていました。また、キャベツやブロッコリーは耕起のほうがずっと実が大きいことに感嘆の声が上がっていました。
また、草と野菜の共生する不耕起の畑の様子は耕起畑では見られません。でも不耕起の畑でも肥料のいる野菜といらない野菜があることや、同じ草でも外来種の牧草には太刀打ちできないことも説明しました。
そして、初回の定番ですが、鍬で耕す練習をして、その感触を感じていただき、そこへジャガイモを植えました。ある主婦の方は「楽しい、楽しい」と連発していました。
午後は、寒さを逃れるためビニールハウスのあるところまで移動して、講義をしました。ハウスにはちょうど野菜の苗のポットが温床に並べたばかりだったので、その様子を見てもらうことができてタイミングがよかったです。
お土産に不耕起の大根とキャベツと玉ねぎヌボーを持って帰っていただきました。
小川