新しブログができたので、これから野菜通信も再開します。
この通信は野菜の定期購入者に折々の畑の状況から学んだり気づいたりしたことを思うままに「お知らせ」しているのですが、その中からこれぞと思うものを大家族のブログを見てくださる方にも読んだいただきたいと思って、掲載するものです。乞う、ご期待!
それでは、早速ですが、今週の「お知らせ」から転用します。
みなさん、
夏野菜と秋野菜の交代の時期になりました。
毎年この時期に思うのですが、有機栽培をやっていると、
虫たちがそのタイミングを正確に教えてくれるのです。
今回お届けした葉物野菜にはまだ虫食いがかなりありました。
その意味するところは、まだ葉物野菜は虫には完全に勝てないということです。
つまり、まだ葉物本来の生命力が発揮できていないことを表しているのです。
しかし、今生長中の葉物野菜にはほとんど虫がついていません。
つまり、彼らは虫を寄せ付けない力を持っていると言うことです。わずか2,3週間の種蒔き時期の
違いでそのような差が出てきます。
私たちにとって、「日が短くなってきた、少し涼しくなってきた」と感じるだけの些細なことが、
自然界では、命と命のせめぎ合いに直結しています。
その有様がつぶさに観察できるのが、有機農法であり、自然農法の畑です。
化学農法は、そんなことはどうでもよくて、たった一つの基準で自然をぶったぎってしまいます。
虫は排除せよ!
そういう強引な農業では農家に自然としなやかに感応する感性が鈍ってしまうのではないでしょうか。
そういう野菜を食べる人にもその影響は、たとえ僅かでも、届かざるを得ないでしょう。
同業者としてとても残念に思う所です。
ところで、今年の北海道の玉ねぎは、やはりここ数年続く異常気象でさんざん痛めつけられて、とうとうその農家は
止むにやまれず農薬を1回かけたそうです。私は70歳を超えたそのおばあさんの苦渋の決断の様子が
目に浮かびます。そいういう農薬であれば、その有機農家を救う有益な薬だったに違いありません。
ならば、今まで通りに購入して、その農家を支えたいと思います。
ご協力いただければ、幸いです。
農薬が100%悪いのではありません。あくまで正しい使い方をすることが大切なのだと思います。とはいえ、私は農薬を使うという選択肢は全く持っていません。生き物との共生のほうがもっと大事ですからね。
以上