「和み農」勉強会を開催しました。
主に6年前から開いている野菜の研修会と田んぼの研修会の修了生に呼びかけたところ、16名の参加があって、広間はいっぱいになりました。修了生の一人、吉田薫さんは東洋医学の見地から化学農法、有機農法、自然農法の野菜の成分分析をして、その違いを見事に解き明かしていて、目から鱗でした。吉田さんはいわば民間研究者。とても頭も体もフットワークがよくて、行動派。素晴らしい方です。今後の活躍を大いに期待します。
さて、「和み農」は私の造語です。
21世紀という環境の世紀、その時代に適応する農法がありません。農業は優れて自然環境を守りもするが、壊しもする両刃の剣です。現状は環境破壊産業、環境大汚染産業と化しています。そこを何とかできないか、現代農業の根本的な疑問や課題に対する答えを一つ一つ出して行って、まとめたものが「「和み農」です。まだまだ完成からは程遠いですが、骨格は出来上がりました。
その最初の説明会を昨日開くことができて、とてもうれしく思いました。これから、この紙面でも少しずつ「和み農」の考え方をご紹介していきたいと思います。
小川 誠