
ご参考までに「和み農」の栽培方法に触れておきます。まず、大きな違いは大家族では旬でもないこんな時期に種は播きません。仮に育っても生命力の充実した人参にはならないからです。化学農法ではそんな人参でも虫が付けば、又別の農薬で虫を叩けばいいから、やれるのでしょう。本来の種まきの時期は梅雨から8月中旬ぐらいまでです。人参は本来は秋冬野菜なのです。次に、芽が出たら、「和み農」では、写真のように藁を敷いて黒い土を覆い、同時に藁で草を抑えます。すると、その藁の上でも下でも虫や小動物たちは自由に行き来することができます。例えば、アゲハチョウの幼虫は人参の葉っぱが大好きです。(黒い土の上は虫たちには暑すぎて砂漠のようなところです。)そうやって、自然に近い状態を作り、ニンジンだけでなく、虫やトカゲや微生物までもが居心地の良い環境を作るようにしています。それが生き物たちへの愛情の示し方です。