人から聞いた話ですが、実は農家が生産する野菜の6割しか消費者のところに届かず、4割は農家によって処分されているそうです。なんともったいないことでしょうか! 大家族のモットーの一つは「できた野菜はみんなで食べてやること」です。それで、おそらく処分している野菜は1割未満ではないかと思います。農家が困るのは、変な話ですが、予定より少なかったり、多かったりしたときです。そんなとき、大家族では「みんなで食べてやる」ためにさまざまに手を尽くします。その一例が、写真にあるように、同じ値段で量を増やすことです。お蔭様で、たくさんできて、たくさんお店に並べた絹さやは、その表示をしてからは、飛ぶように売れました。そして、今の所きぬさやはほとんど捨てることなく、誰かの手に渡っています。 農家に良し、消費者に良し、そしてきぬさやに良しで、三方良し!